- 2025年4月1日
長年、我慢してきた皆様、ご苦労さまです。貴方の頑張りで、数多くの物事が成功へと導かれました。しかし、疑問に思うことはありませんか?自分だけ我慢していないか?これからも我慢し続けるのか?
舵(かじ)を切り始めた筆者がお伝えします
結論
これからは無理に我慢する必要はない
解説
我慢しすぎた
日本人は昔から我慢は美徳と教えられてきたところもあり、私達も幼少より我慢をしてきました。我慢が当たり前すぎて、この歳まで違和感がありながらも、我慢我慢の人生だった方も多いのではないでしょうか。
我慢を続けた人生は幸せだったのか?
「我慢の人生だった」と気付いた今、「本当に幸せだったのか?」もっと違った、「良い人生があったのではないか?」と、思うことが多くなってきました。しかし、我慢することで得られたものがあったのも事実ですが、実際にはこれからも我慢を続けないといけない現実が待っています。
我慢のいいところ
我慢することによって、少なくとも現状が維持されます。そして、その後の現状打破に繋(つな)げる事が可能になります。
我慢できる人は、他人からの評価が高くなる傾向があると思います。これは日本人の美徳感情も背景にあると思いますし、まじめ、努力家、信用できるなどと同じく我慢するところを弁(わきま)えている人物としても評価が高いのだと思います。
我慢のわるいところ
我慢を続けても、現状維持が精一杯なら多大なストレスに晒(さら)され続けます。このストレスは消えることが無いため、溜まり続けます。そして、あなたの心を徐々に蝕(むしば)んでいきます。
あなたの我慢を逆手に取って、要求をエスカレートさせてくる者が出てくるかもしれません。また便乗してあなたを利用する者も現れるかもしれません。あなたがストレスが幾重(いくえ)にも重なり極限状態に陥っても相手は知らん顔です。
いつまで我慢する?
気付いた今こそ、素直に自分を見つめてみると良いと思います。いままで貴方は冷静に我慢されてきたのですから、これからのこともきっと良い方向に変えていけると確信しております。
なぜ我慢する
人は人生のどこかで我慢しなければならない時(状況)が、あるのではないでしょうか?そこで我慢できなければ、人の道を踏み外すことになったり、没落したり、人生を間違えたりして、あとから後悔することになります。というか、そうならないように経験上、知っている方が大半ではないでしょうか。
我慢してよかったこと
個人的に我慢して良かった事は、人並みの人生を送れている事です。頼りない父親のいた、わたしの家庭は貧乏で冷え切った、明日の見えないものでした。小中学生の間、新聞配達で家庭を支え、高校までしか行けず、地元で就職して、安月給から這い上がってきました。結婚も諦めていましたが、ご縁もあり今は父親として頑張っています。我慢があったから、達成できた事だと思います。
我慢しなくてよい状況とは?
経済的に自立している、人間関係が良好など、「力」がある場合か、反対に一切妥協せず自分を貫き通すなどの場合は我慢しなくてもよいのではないでしょうか?
何を我慢している?
バカ(失礼)のやることなす事に対して、我慢してます。怒りたい、叱責したい、相手にしたくない、関わりたくない、出費したくない、労力使いたくない、時間を使いたくない。
(言葉が汚くてすいません)
復讐する?
我慢を強いられた相手等に対しては、いつかは、、、と、皆様も思うところがあるのではないでしょうか?積年の、積もりに積もった恨み等が消えて無くなることはないでしょう!しかし、それとこれとは話が別ではないでしょうか?そんな労力を使うくらいなら、その分を自分の幸せに使ったほうが得策というものではないでしょうか。
我慢しない人生とは?
なかには、そういう人生を歩まれる方もいるとは思いますが、私には想像つきません。余計につらい苦しい人生か、周りに迷惑をかけ続ける人生になっているような気がしますが、、、皆様の考えはどうでしょうか?
我慢しなかったらどうなっていた?
私に迷惑をかけ続けた人が複数人いますが、自分も同類になっていたと思います。まあ、誰からも相手にされない人生で、終わっていたのではないかとおもいます。
いつから我慢をやめますか?
我慢することで今、何かの現状を維持していると思うので、別にもう維持しなくてもよくなった事、しなくていいものから、やめればいいと思います。
これからも我慢を続けないといけないか?
状況に応じて、我慢を続けたほうが良いこともあると思いますが、出来ることから始めていきましょう。例えば、迷惑にしかなってない人間関係を解消するとか、自分から搾取(さくしゅ)し続ける「人、モノ、事、時間」などを一度整理をして見直すなど、貴方自身のために、これから生きてください。
我慢しただけでは解決しないこと
問題の先延ばしをしただけで、根本的な原因の解決には至っていない場合があります。原因を解決しない限り、心の平穏が訪れるのは、ずっと先の話かもしれません。
思い込みを無くす
自分さえ我慢すれば、、、という考えは、今から思うと良くありません。あなたは誰かのために居るのではありません。そして、犠牲になる必要もありません。あなたは被害者だったかもしれませんか、経験上そのネガティブな感情は、未来のあなたは必要としません。なぜなら貴方が必要なものは全て持っているからです。いらないものは、ここで捨てていきましょう。
ストレスだらけ
我慢はストレスしか生みません。ストレスの発散や、解消法、溜めない方法などを駆使して負けないようにして下さい。ストレスに慣れることはありません。必ず心に溜まり続けますし、我慢には限界があります。気をつけて下さい。
我慢したほうが波風立たない
言われたことを言い返したり、やられた事をやり返したりと、対抗したい気持ちは痛いほど分かります。しかし、実際に争ってまでする事か?そこまでリスクをとるか?大方の人はしないでしょうし、無用なトラブルは避けるのが一番賢い選択てす。
自分さえ我慢すれば丸く収まる?
自分だけ我慢している場合は、丸く収まっているのではありません。誰かが、あなたを搾取(さくしゅ)し続けている可能性があると思います。立場を利用して、言葉巧みに、弱みにつけこんで、平然と公然と当たり前のように、利用するだけ利用して最後は捨てると思います。
急には、しない
無駄な我慢に気付いて解消する時、貴方を利用していた「誰か」が、当然の如く牙を剥(む)く可能性があります。あなたの「力」が上なら大丈夫だとは思いますが、タダでは手放さない可能性があります。計画、戦略を練って用意、準備してからの行動をおすすめします。
図に乗らない
我慢を少しづつ無くし、心も体も生活も良くなった!人生が好転した!嫌な事をしなくてよくなった!でも、お待ちください!
貴方は、よく我慢しました。頑張りました。耐えました。その結果よい未来を手に入れました!でも人生は一生勉強です。いままで以上に謙虚に、素直に、感謝の心を持ち続け、さらに高みを目指してください。
まとめ
長年にわたり我慢されてきた皆様に敬意を表します。貴方の忍耐と努力で、どれだけのことが実を結んだか計り知れません。しかし、一段落したら自分にも目を向けてあげてください。それは、わがままや自己中ではありません。心の壁を少しづつ崩していけば、本当の貴方自身に出会えるハズです。
では皆様、ご一緒に、これからの人生を素晴らしいものにしていきましょう
この記事は私が書いたよ!

暇無 眠男
「自分の経験から皆さまに幸せのヒント」を、お伝えできればと思っています。妻子と暮らす50代。仕事はこの道一筋の職人系技術者