- 2025年11月15日
結論
利を求めないことが近道
解説
クッション役の存在
お互いのコミュニケーションほど大事なものはありません。ましてや会社や組織ともなると目的達成のためには必要不可欠です。しかし、いちばん厄介なのも事実でしょう。皆を同じ方向に向かわせるのはトップの仕事で、人と人を繋(つな)ぐのはナンバー2の仕事だと思います。
重要で難しいポジション
トップは目標を決めて走れば、「それでいい」と思いますが、ナンバー2は、トップと部下をうまくフォローしなければなりません。また、それをデキる人がナンバー2の座を射止めるのだと思います。
「寄せ集め」か「精鋭」かの違い
一般的な兵士(社員)の「能力」は、どこでも、そんなに変わりません。スーパー兵士(社員)の集まりが精鋭ではありません。何が違うのか?「お互いの意思疎通」と「一致団結」そして目標に向かって「一丸」となっている組織が「精鋭」。デキる兵士(社員)がたくさん集まっても「精鋭」ではありません。うまく個々を繋ぐ人材が組織の中にいると、たちまち精鋭部隊になり、逆に優秀な人材の集まりでもクッション役がいないと「ただの寄せ集め」となります。
これほど変わりますので、たいへん重要で難しい役割をこなさなくでなりません。
適役の豊臣秀長公
秀長公は、豊臣政権内で唯一のクッション役だったと思いますが、立場上せざるを得なかったのだと思います。兄、秀吉は天才であり、支えたというよりは、「くっついてきた弟」に白羽の矢が立っただけの感じが拭いきれませんが、近年再評価されていまして、優れた人物として後世に名を残すことでしょう。
漢の劉邦を支えた蕭何
私は蕭何をいちばん目標にしたい人物のひとりに挙げています。どうしても項羽との戦いが強調されますが、あれだけ負けても立て直せたのは彼の功績です。劉邦の信頼も生涯変わることなく(疑心暗鬼時代は除く)漢の礎を築きました。「下支え」においては歴史上のナンバー1です。
組織が強くなる
ナンバー2がいる組織は、よくまとまっていて強いです。皆が同じ方向に向かって一丸となって結果を出す体制が整っているからです。人は「個人の利益や安泰」を最優先に考えていると思います。人とのコミュニケーションでそれらが担保されると、人は初めて他に目を向けられるようになります。いくら制度や報酬などで安泰を強調しても、人はついてきません。共感や実感が人を動かします。こまめなコミュニケーションこそが人と人を繋(つな)ぐ懸け橋になり、絆が人を、組織を強くします。
調整役の難しさ
人にはそれぞれの考えや個性があります。個々の事案をまともに聞いていては、やっていけません。かといって組織の中がバラバラでは物事が立ち行かなくなってしまいます。押し付けや支配では人は離れていきます。要求ばかりではこちらが疲弊します。ちょうど良い塩梅、さじ加減にもっていく技量、信用、懐の深さを持ち合わせている人のみ、適役となります。
適役の人とは?
利を求めない人
まず、相手の話しをよく聞く人
常識を持ち合わせている人
心がつよい人
解決策を提案できる人
面倒見が良い人
「力」や影響力を持っている人
これらに当てはまる人が適役と言えるのではないでしょうか?そして間違いなく、実力はトップより上でしょう。
まとめ
成功したい人は、ぜひ「ナンバー2」を見つけましょう。それが配偶者の場合もあるでしょうし、兄弟、他人かもしれませんが、いづれも幸運なことです。大切になさってください。逆に世話好き、お人好し(失礼!)な方はナンバー2(クッション役)に向いている人かもしれません。誰かに頼られていれば、ますます適役の可能性が高いです。存分に「力」を発揮してください。
-
家康と秀吉「右腕の差」
記事がありません
この記事は私が書いたよ!
軍師のねこ
「自分の経験から皆さまに幸せのヒント」を、お伝えできればと思っています。妻子と暮らす50代。仕事はこの道一筋の職人系技術者