- 2025年2月27日
人が楽しんでいる、笑っているのを見聞きすると、何故かイライラしたり、卑下したりすることはありませんか?
最近、笑えていない筆者がお伝えします
結論
臥薪嘗胆
解説
どうしても他人と比べてしまう
「楽しそうにしている人」を見て、素直に「いいなぁ」と思えない方、たくさんおられると思います。他人と自分の幸せを無意識に比べてしまっていることが原因かもしれません。ネットでも、テレビでも、街を歩いていても、会社でも、比べる対象の他人が無限にいます。その人を見て、
- 既婚者なら独身の自分と比べる
- 金持ちなら貧乏の自分と比べる
- 美男美女ならブサイクな自分と比べる
- 高学歴なら低学歴の人生と比べる
- 成功者なら底辺の自分と比べる
- 有名人なら無名の自分と比べる
- 楽しい人なら、苦しい自分と比べる
- etc···
このように、比較してしまい「羨ましい」→「自分はみじめ」のパターンが出来上がってしまいます。私達は「人生の勝ち組」の優越感やイメージを四六時中、多様なメディア等から情報として浴び続けています。その結果、自己肯定感の低い「みじめな自分」の出来上がりです。本来は多種多様な人たちや、いろんな文化、価値観などと、自分を対比させ、自分のルーツや方向性などの指針として人生に取り入れていくことが、自己肯定感を高め、オリジナリティあふれる自分を作り上げていけることになるのですが、現実はメディア等に対して、かなり強い自己防衛が必要です。
自分は苦労ばかりだ、うまく笑えない
人が楽しそうだったり、笑っていたりすると、何故かイライラしたり、怒りっぽくなったり、不機嫌になる。そんな方の人生は、うまくいっていないと推察いたします。人並みの人生でも、本人がそう思っていることによって、十分なり得ますし、本当にご苦労されている方も、勿論なりえますが、うまくいってない時には笑えません。
大変な人生を歩んでおられる方も、心を映す鏡として、他人の「楽しい」を羨ましいと感じるかもしれません。人はだれでも世の中の良い部しか、発信しません。そして苦労話は、あまり興味がありません。我慢や苦労しているのに、人には伝わりにくく、迷惑や押し付けをしている人達は知らん顔です。それどころか更にヒートアップしてくることもあります。もちろん、こちらが苦しんでいるのも知らん顔です。
そして人の「楽しんでいる、笑い声」に苦痛を感じている時は、精神的にかなり追い込まれていると思います。これは「羨ましい」とかではなくて、完全に何かしらの対策を講じなければ潰れてしまうレベルです。たぶん、最近、喜怒哀楽の表情すらしていないと思います。みなさんはどうでしょうか?「そういえば、、、」と思った方は気を付けて下さい。
わかってはいるが、つい嫉妬してしまう
「羨ましい」と感じていても、人は、なぜ嫉妬するのでしょうか?やはり比べる対象が私達の周りに沢山あるからではないでしょうか?分かっていても、日常から目移りするように社会ができているから、「羨ましい」が無くならないといえます。しかし、それが分かっているなら大丈夫だと思います。自分というフィルターを通して社会を見れいる証拠です。社会の事もよく分かっておられますし、おそらく自分の心の暗い部分や明るい部分も知っておられると思いますので逆に「羨ましい」です
どうすればよいのか
自分と向き合う時間、心を休める時間がまず有効です。具体的にはボーっとする時間です。今の時代の「タイパ」、「コスパ」に比べれば、一見(いっけん)無駄なようにも見えますが、実は最強の「自分を見つめる」時間の使い方です。いろいろな情報の洪水から脳が疲弊しないようにしてくれますし、心の整理もできますし、身体ももちろん休まります。1日のどこかで、この休まる時間、ボーっとする時間をとってみてください。
また、「羨ましい」を自分のモチベーションとして向上させようとするか、嫉妬してネガティブに過ごすかで、人生が大きく変わります。
あと、違うもので、心を満たすのは止めましょう。たとえば、お酒とかギャンブルとかです。
まとめ
臥薪嘗胆とは、中国由来の故事成語です。目的を成し遂げるために長期になろうとも努力し続けることです。もちろん耐えることでもあります。
「羨ましい」と感じる人生を変えるため、苦労や念願を好転させる為にも希望を捨てないことが、何より大切です。これのみが心の支えといっても過言ではありません。
その時は必ず訪れます。それまでは茨の道かもしれません。その先を信じた者だけがたどり着けます。信じて信じて待ちましょう。
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とにかく(いったん)、こらえましょう!
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暇無 眠男
「自分の経験から皆さまに幸せのヒント」を、お伝えできればと思っています。妻子と暮らす50代。仕事はこの道一筋の職人系技術者