「感動しない自分」をどうする?

最近、感動してますか?映画を観たり、ドラマをみたり、コンサートに行ったり、ドキュメンタリーをみたり、小説を読んだり、、、通常そこには「感動」があります。しかし、なぜか感動しない自分がいる、、。そんな方もおられると思います。どうしたらよいのか?最近、感動しにくくなった筆者がお伝えします。

結論

日頃、笑えているなら大丈夫です

解説

老化、歳を重ねてきた

年齢によるもの

加齢により脳が萎縮していくなかで、感情の部分も退化してくることもあるようです。「忘れっぽくなった」とか、「怒りっぽくなった」などと同じく「感動しにくくなった」とも言えるのかもしれません。これは仕方ないことですし、この歳まで生きてこれたのですから「良し」としたほうが得策ですし、事実でもあります。

昨今の作品等の違いによるもの

昔の映画やドラマなら泣けたり、感動したけど、いまの映画やドラマはそこまで感動しない、という方もおられると思います。また、昔の曲は歌えても、いまの曲は分からない方も同じようにおられると思います。昔の曲を聴いて「あの頃を思い出す」方も多いのではないでしょうか?昔に感動した作品の作風などの違いで今の作品に抵抗を持ってしまうまたは比較してしまう為に感動しにくい現象が起きているのかもしれません。

そもそも、それらから遠ざかって久しい

そもそも映画やドラマや音楽、小説などに関心がない、関心が無くなったなどの理由で触れる機会がないという方は「感動」から遠ざかっているだけの可能性があるでしょう。遠ざかっている理由を探せば改善が期待されます。

人によって感動するポイントが違う

人と感覚がズレている

みんなが感動しているのに「自分はそれほどでもない」と感じている方は「自分は感動できない」ではなく、人と感覚がズレているだけかもしれません。他のことで「感動」することができるのなら十分でしょう。

感動するポイントが変わった

以前は「恋愛系」で感動していたものが、今は「人情系」が好きでよく感動しているなど、感動のツボが変化した可能性も否定できません。例えば大観衆のライブでの感動から、しっとり聴かせるアンプラグドの一曲に感動したなども、まさに感動のポイントが変わったからではないでしょうか?

演出の裏側を考えてしまう

作品を観る前から、「このパターンで泣かせるタイプ」とか、「以前にもあった」とか、冷めた見方で分析してしまい、楽しめないし、感動もしない方もおられると思います。

心が疲れている

最近、疲れている

何かの事情で最近とても疲れている、または悩んでいる方も多いと思います。疲れていては、何を観ても聴いても、感動しないのは当然だと思います。まずは、なるべく休むことと、問題の解決のための知識(情報)を幅広く集めつつ、ストレスを溜めない範囲で解決を試みることが大切だと思います。

ずっと、疲れている

だいぶん前から慢性的に疲れがとれない、また疲れ切っている場合は、感動どころではないでしょう。専門家への相談やカウンセリングをおすすめ致します。ご無理をなさらずに、養生なさってください。いつか必ず「良き時間」が戻ってきますので、心身ともに大切になさってください。

疲れる原因が分かっている場合

「原因を取り除けばよい」と言葉では簡単に言えますが、実際は難しい場合が多くあります。簡単なら誰も悩みませんし疲れません。時間がかかるケースやお金等で解決できるものは、まだ未来がありそうですが、解決法が無い、または難しい皆様は苦労したり悩んだり疲れたりします。

疲れる原因が分からない場合

心身の不調などが考えられますし、個人的、社会的な要因もあるかもしれません。専門家のアドバイスを仰ぐのがいちばんです。が、前段階としての情報集めもおすすめします。まず、貴方だけなのか、家族は?と範囲を広げてみましょう。次に情報を広く浅く集めましょう。貴方と同じような人が近くにいるか、情報集めの中でネットにはどれぐらいいるか?またそれの閲覧数は多いか少ないか?などを把握してみましょう。そして専門家に聞きましょう。そうすれば、あなたへのアドバイスが適切になされ、より問題解決に近づくでしょう。

心を閉ざしている

何も感じないと、思ったら

精神的なものならば、すぐに周りの誰かに助けを求めましょう。話すだけでも良いと思います。そのあとは専門家のアドバイスやカウンセリングを受けることをおすすめいたします。

なにもしたくない

同じく精神的なものからきているのであれば、なるべく休める環境を整えましょう。ひとりで「考え悩む」のではなく、周りの人や公共機関、専門家に相談することをおすすめいたします。「ひとりで考える」では溜め込むだけになりやすいので注意が必要です。ただ単に「なにもしたくない」のであれば、休みの日に思い切って「なにもしない」ことをおすすめします。自分もたまにやってますが、リフレッシュできてとても良いです。しかし、家族からは大変不評ですので気を付けて下さい。

ひとりになりたい

周りに振り回され、心が疲れてくると「ひとりになりたい」と思う人もおられると思います。また、そんなに疲れている訳ではなく、順調に思えても「ひとりになりたい」と思う方もおられます。ひとり願望はネガティブ、ポジティブ両方どちらからでも思うことが可能です。前者は周りから逃げるための「ひとり」、後者は己の自信からくる「ひとり」といえるかもしれませんが、「ひとり」はつまり非日常だと自分は考えています。しかし、世の中が大変な速さで変わり続けでいます。集団、群れで生き抜いてきた人類ですが、いまは「ひとり」でも生きていける時代となりましたし、実際に「家にはひとりだけ」の方が多くなり、また独身の方も多くなってきています。「ひとりになりたい」から、「ひとりで生きる」が可能になりました。個人的な経済力などが必要かもしれませんが、選択肢のひとつになってきたのではないでしょうか?

悪いわけではない

気を遣うことはない

感動しないことは、別に悪い事ではないと思います。「感動しなきゃ」と焦る必要はなく、また「なぜ、自分は感動しないんだ」と自分を責める必要もありません。いろいろな要因が考えられると思いますが、それに気を遣う必要もないと思います。

悩むこともない

感動できない原因を、自分のせいにしたりして、悩むことも間違っていると思います。悩みが「新たな悩み」を引き起こしてしまい、収拾がつかなくなっては大変です。

他で心が動く場合

食事をした時の「おいしい」とか、日差しか「気持ちいい」とか、花の「いい香り」みたいな感覚があるなら、普通に「良し」ではないでしょうか?涙が出ないとか、みんなと違うとかを気にする必要はないでしょう。

どうしたら感動できるのか

そんなに気に病むことはない

「どうしたら感動できるのか」を考えたり、悩んだりすることは必要ありません。感動には個人差があり、「感動できない人間=ダメ人間」と一概にはいえません。人はいろいろな状況に置かれており、その都度、心のあり様(よう)が変化しつづけます。それらに一喜一憂し続けていると、とても疲れますし、心も落ち着きません。

すこし時間を空けてみる

「感動しない」日常が続くと誰でも億劫(おっくう)になります。そういう時は少し時間を空けてみることをおすすめ致します。そうすることで心にも余裕ができ次からは普段通りに接することができるでしょう。

無理をしない

「そもそも感動しようが、しまいが人生には大した影響はありません。」くらいの気持ちで日々を過ごせば良いと思います。日頃、笑えているなら大丈夫でしょう

まとめ

「感動しない自分」を責めないでください。悩むことも心配しないでください。そのままで十分です。ただ心に重く「のしかかるもの」がある方は、気を付けたほうが良いでしょう。この状況はいつか改善されます。しかし、時間や労力をたくさん消耗するかもしれません。でも必ず「感動する自分」に出会えます。奇跡などではありません。それは、あなたの意思と努力で「自分が切り開いた」貴方の未来の姿です。どうかそれまではご自愛ください。

ではみなさま、これからも、いっしょに「感動」していきましょう。

この記事は私が書いたよ!

暇無 眠男

暇無 眠男

「自分の経験から皆さまに幸せのヒント」を、お伝えできればと思っています。妻子と暮らす50代。仕事はこの道一筋の職人系技術者

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